後続のハウス:西洋占星術

星占いを知りたい
先生、『サクシーデント』ハウスってよくわかりません。アンギュラーハウスやカデントハウスとの違いは何ですか?

西洋占星術研究家
良い質問だね。西洋占星術では、ハウスには強弱があり、アンギュラーハウスが最も強く、カデントハウスが最も弱い。サクシーデントハウスはその中間に位置するハウスだよ。2、5、8、11番目のハウスがこれにあたり、それぞれ牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座といった決まった星座と結びついているんだ。

星占いを知りたい
なるほど。では、それぞれのハウスは具体的に何を表しているのですか?

西洋占星術研究家
2番目のハウスは持ち物、5番目は子供、8番目は死や相続といった死後の出来事、そして11番目は希望や願望、期待を表していると言われているよ。
Succedentとは。
西洋占星術で使われる『継承ハウス』という言葉について説明します。継承ハウスは、アングルハウスほど強くはありませんが、ケイデントハウスよりも強いとされています。2、5、8、11番目のハウスが継承ハウスであり、それぞれ牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座といった固定宮に対応しています。2番目のハウスは持ち物を、5番目のハウスは子供に関連することが多いです。8番目のハウスは死や相続といった、人の死後に起こる出来事を示すことがあります。11番目のハウスは希望や願望、期待を表すと考えられています。
後続のハウスとは

{西洋占星術では、出生図と呼ばれるホロスコープを十二の部屋に分割し、それぞれに異なる意味を持たせて人の運命や性質を占います}。この部屋のことをハウスと呼び、第一ハウスから第十二ハウスまで番号が振られています。これらのハウスは、アングルハウス、サクシーデントハウス、ケーデントハウスという三つのグループに分類されます。
今回注目するのは、サクシーデントハウスです。別名で後続のハウスとも呼ばれるこれらのハウスは、アングルハウスに次ぐ強い影響力を持つとされています。アングルハウスは物事の始まりや転換期を象徴するのに対し、後続のハウスは物事を維持したり発展させたりする性質を持っています。たとえで言うと、種を蒔くのがアングルハウスだとすれば、水をやり、育て、収穫までこぎつけるのが後続のハウスの役割と言えるでしょう。
後続のハウスに該当するのは、第二、第五、第八、第十一ハウスの四つです。それぞれが異なる人生のテーマを司っていますが、共通して変化への抵抗力と安定性を象徴する不動宮と深く関わっています。
第二ハウスは牡牛座と関連付けられ、金銭や所有物、才能などを表します。自分の能力でどれだけの価値を生み出せるかを示すハウスです。
第五ハウスは獅子座の影響を受け、創造性や自己表現、恋愛、子供などを表します。喜びや楽しみ、情熱を注ぐ対象を示すハウスです。
第八ハウスは蠍座と結びつき、継承や遺産、性的なこと、死と再生などを表します。他者と深く関わることで得られる変容を示すハウスです。
第十一ハウスは水瓶座と関連し、友情や所属するグループ、希望や目標などを表します。社会の中でどのような役割を果たし、未来に何を望むかを示すハウスです。
このように、後続のハウスは人生における様々な出来事や経験をより具体的に示す重要な場所です。それぞれのハウスの状態を分析することで、より深く自分自身を理解し、未来への指針を得ることができるでしょう。
| ハウス名 | 星座 | テーマ |
|---|---|---|
| 第二ハウス | 牡牛座 | 金銭、所有物、才能、価値創造 |
| 第五ハウス | 獅子座 | 創造性、自己表現、恋愛、子供、喜び、情熱 |
| 第八ハウス | 蠍座 | 継承、遺産、性的なこと、死と再生、変容 |
| 第十一ハウス | 水瓶座 | 友情、所属グループ、希望、目標、社会における役割、未来 |
2番目のハウス:所有と価値観

二番目の部屋は、私たちの価値観や所有物、金銭に関するハウスです。 これは単に銀行口座の残高や持ち物だけを指すのではありません。もっと深く、私たちが何に価値を、何を大切に思い、どのように自分の資源を管理していくのか、という心の持ちようや行動の傾向を表しています。
まず、物質的な側面を見てみましょう。収入や財産、所有物といった目に見える豊かさはもちろん、それらをどのように得て、どのように使うのかという金銭感覚も二番目の部屋が教えてくれます。計画的に貯蓄するタイプなのか、欲しいと思ったものをすぐに手に入れたいタイプなのか。投資に興味があるのか、それとも安定した貯金が安心するのか。自分の持ち物に対する執着の強さも、このハウスから読み取ることができます。
しかし、二番目の部屋が扱うのは物質的な富だけではありません。私たちの内側にある才能や能力、生まれ持った資質といった目に見えない資産もまた、大切な所有物です。自分にはどのような能力があるのか、それをどのように活かして人生を豊かにしていくのか、自己肯定感や自信もこのハウスと深く関わっています。自分が価値ある存在だと心から信じることができれば、自然と人生のあらゆる面で豊かさを感じられるでしょう。
二番目の部屋を読み解くことで、自分の価値観を深く理解し、お金との付き合い方を見つめ直し、才能を活かして人生を豊かに彩るヒントを得ることができるでしょう。 それは、単にお金持ちになる方法を探すだけでなく、心からの満足感と充実感を得るための大切な手がかりとなるでしょう。
| ハウス | テーマ | 物質的な側面 | 非物質的な側面 | 行動と傾向 |
|---|---|---|---|---|
| 2番目の部屋 | 価値観、所有物、金銭 | 収入、財産、所有物、金銭感覚、貯蓄、投資、持ち物への執着 | 才能、能力、資質、自己肯定感、自信 | 資源の管理方法、価値の置き所、才能の活用 |
5番目のハウス:創造性と喜び

{五番目の部屋は、わたしたちの心を躍らせる喜びや創造性、そして自分らしさを表現する方法を示す場所}です。まるで太陽がさんさんと降り注ぐ明るい舞台のような場所で、わたしたちは自分の内なる輝きを放ち、人生を彩る喜びを謳歌します。
まず、この部屋は創造性の源泉です。絵を描いたり、物語を書いたり、歌を歌ったり、楽器を演奏したり、あるいは料理や手芸、ガーデニングなど、自分の手で何かを生み出す喜びはこの部屋と深く結びついています。趣味や余暇活動もまた、この部屋の支配下にあります。休日に何をしたいか、何をして過ごすと心が満たされるのか、五番目の部屋はそれを教えてくれます。
恋愛においても、五番目の部屋は重要な役割を担います。ときめきや情熱、恋に落ちる喜び、そして愛を育む喜びは、すべてこの部屋から生まれます。心ときめくロマンスや、情熱的な恋物語は、この部屋の華やかな彩りを象徴しています。
子供との関係も、この五番目の部屋が表すテーマです。子供を持つ喜び、子供と過ごす時間、子供たちの成長を見守る喜び、これらは人生における大きな喜びであり、五番目の部屋の温かい光で照らされています。
五番目の部屋は、人生を楽しむためのヒントが詰まった宝箱です。自分の好きなこと、楽しいこと、ワクワクする気持ちを大切にすることで、わたしたちは自分らしい輝きを放ち、人生をより豊かに彩ることができます。この部屋が教えてくれるのは、人生における喜びや楽しみ、そして創造的な表現を通して、自分自身を輝かせる方法です。五番目の部屋を探求することで、わたしたちは自分自身をより深く理解し、人生を心から楽しむことができるでしょう。
| 五番目の部屋(西洋占星術) |
|---|
| 喜びや創造性、自己表現 |
| 創造性の源泉(絵画、物語、歌、楽器演奏、料理、手芸、ガーデニング、趣味、余暇活動) |
| 恋愛(ときめき、情熱、恋に落ちる喜び、愛を育む喜び、ロマンス、情熱的な恋) |
| 子供との関係(子供を持つ喜び、子供と過ごす時間、子供たちの成長を見守る喜び) |
| 人生を楽しむヒント(好きなこと、楽しいこと、ワクワクする気持ち) |
8番目のハウス:変容と再生

第八宮は、生死や変化、そして魂の成長を象徴する、奥深い意味を持つ場所です。まるで蝶がさなぎから羽化するように、私たちの人生における大きな転換期や、深い変容を表しています。この宮は、単なる肉体的な死だけでなく、古い自分自身を捨て去り、新たな自分に生まれ変わるといった、精神的な再生をも意味します。
第八宮はまた、他者との深い繋がりも示唆します。恋人との肉体的な結びつきや、親しい友人との精神的な共有、そして家族との魂の繋がりなど、様々な人間関係における深い部分を扱います。これには、共有財産や相続、負債なども含まれます。他者と深く関わることで、自分自身だけでは得られない経験や財産を得たり、あるいは責任や義務を負うことになったりするでしょう。これは、人生における学びと成長の機会となります。
さらに、第八宮は心の奥底に眠る無意識の領域をも表します。普段は意識していない深層心理や、秘めた情熱、あるいはトラウマや恐怖といった、心の奥底に隠されたものが浮かび上がってくるかもしれません。これらと向き合うことは時に困難を伴いますが、自分自身を深く理解し、真の変容を遂げるために必要な過程と言えるでしょう。第八宮は、困難や試練を乗り越えることで、大きな精神的な成長を遂げ、より深い人生の意義を見出すことができる場所なのです。

11番目のハウス:希望と友情

十一番目の部屋は、希望や将来への展望を表す場所です。私たちは誰もが心に夢や目標を抱き、より良い未来を思い描きますが、この部屋はまさにそういった希望の光が宿る場所と言えるでしょう。暗闇に灯る一筋の光のように、私たちを未来へと導く羅針盤の役割を果たします。
また、この部屋は友情や仲間との繋がりも示します。苦楽を共にする友人や、同じ目標を持つ仲間との関係は、人生を豊かに彩る大切な要素です。喜びを分かち合い、共に支え合うことで、私たちは困難を乗り越え、成長していくことができます。この部屋は、そうした人との繋がりがもたらす温かさや心の支えを象徴しています。
さらに、十一番目の部屋は社会的な繋がりや所属する集団も表します。地域社会や趣味のサークル、仕事仲間など、私たちは様々な集団に所属し、それぞれの役割を担っています。これらの集団は、私たちに社会との繋がりを実感させ、個人の成長を促す場となります。自分が社会の一部であるという意識は、責任感や連帯感を育み、より良い社会を築く力となります。
希望の実現には、周囲の人々の協力や支援が欠かせません。友人や仲間、そして所属する集団との良好な関係は、目標達成への大きな力となります。この部屋は、人との繋がりを通して夢を実現していく過程を示唆しています。周りの人々を大切にし、共に助け合うことで、私たちはより大きな目標を達成し、より豊かな人生を歩むことができるでしょう。
つまり、十一番目の部屋は、希望、友情、社会的な繋がりという三つの要素が互いに影響し合い、個人の成長や社会貢献へと繋がることを示す重要な場所なのです。

不動宮との関連

人生における財産や価値観を示す二室、創造性や自己表現を示す五室、共有財産や深い関係性を示す八室、そして友情や未来への希望を示す十一室。これらの部屋は、星座の中でも牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座という不動の性質を持つ星座と深く結びついています。
不動とは、その名の通り物事を堅実に保ち、容易に変化を受け入れない性質です。この不動の力が、それぞれの部屋が持つ意味合いをより強固なものにします。例えば、二室においては、経済的な安定を求め、計画的に資産を築く力を授けます。五室においては、自分の才能を信じ、創造的な活動を粘り強く続ける力となります。八室においては、深い人間関係において揺るぎない信頼関係を築く力となり、十一室においては、将来の夢や目標に向かって、地道な努力を続ける力となります。
これらの部屋は、変化への対応よりも、現状を維持し、安定した基盤を築くことに重きを置きます。一度決めた目標は、強い意志と忍耐力で達成しようとします。周囲の状況が変化しても、容易に方針を変えることはありません。まるで大地にしっかりと根を張った大樹のように、揺るぎない信念を持ち、着実に目標へと進んでいくのです。それは、人生における安定と確かな成長をもたらすでしょう。まるで、熟練の職人が一つ一つ丁寧に作品を仕上げていくように、時間をかけて着実に成果を積み上げていくのです。
| ハウス | 星座 | 不動宮の特徴 |
|---|---|---|
| 2室 (人生における財産や価値観) |
牡牛座 | 経済的な安定を求め、計画的に資産を築く力 |
| 5室 (創造性や自己表現) |
獅子座 | 自分の才能を信じ、創造的な活動を粘り強く続ける力 |
| 8室 (共有財産や深い関係性) |
蠍座 | 深い人間関係において揺るぎない信頼関係を築く力 |
| 11室 (友情や未来への希望) |
水瓶座 | 将来の夢や目標に向かって、地道な努力を続ける力 |
