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アスペクト

占星術における凶角度

人は生まれた時、空に広がる星の配置が、その人の人生に影響を与えると考えるのが西洋占星術です。昔は、星同士の位置関係を示す角度の中でも、「凶角度」と呼ばれるものがありました。この「凶」という言葉は、ラテン語の「左」という言葉に由来します。つまり、ホロスコープ上で星が左側に位置すると、良くないことが起こる前兆だと考えられていたのです。今では、左にある星が必ずしも悪い意味を持つとは限りません。しかし、長い歴史の中で、「左」は不吉なもの、縁起が悪いものと結び付けられてきました。そのため、現在でも占星術の解釈には、昔の考え方が少し残っていると言えるでしょう。今の世の中では、右利きの人が多く、左利きの人は少ないです。右利きの人が多い社会では、左利きの人は少し変わっている、あるいは不器用な人と見られることがあります。このような社会的な見方も、占星術における「左」の解釈に影響を与えているのかもしれません。例えば、ホロスコープで太陽の左側に月がある場合、感情が不安定になりやすいと解釈されることがあります。これは、太陽の光が月に遮られ、月の輝きが弱まるイメージから来ています。しかし、別の解釈では、月の感受性が豊かになり、直感力が高まるとも考えられるのです。このように、「左」は必ずしも悪い意味ばかりではなく、物事の隠れた側面や潜在的な力を示す場合もあります。占星術で「左」が何を意味するのかは、時代や文化によって変わり、複雑な歴史を持っています。「左」は単に不吉なだけでなく、秘めた可能性や深い意味を持つことを、私たちは理解する必要があるでしょう。
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