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ドワダシャムシャ:親の星

人はこの世に生を受けた時、その瞬間の星の配置を記した図、いわゆる出生図が作られます。西洋占星術では、この出生図をもとに様々な分割図を作成し、より深く詳しい運勢や人生を読み解くという手法があります。分割図とは、黄道十二宮をさらに細かく分割して得られる図です。それぞれの分割図は異なるテーマや人生の側面に光を当て、より詳細な情報を読み取ることができます。数ある分割図の中でも、ドワダシャムシャと呼ばれる分割図は独特な役割を持っています。ドワダシャムシャとは、サンスクリット語で「十二分割」という意味の言葉です。この分割図は特に両親や家系、先祖から受ける影響を深く読み解くために用いられます。私たちは誰しも両親や育った環境から大きな影響を受けて人格を形成し、人生における様々な選択を行っていきます。ドワダシャムシャは、そうした影響を理解し、自分自身のルーツを探るための強力なツールとなるのです。具体的には、ドワダシャムシャは出生図の各天体の位置を十二等分したそれぞれの場所に投影することで作成されます。そして、その配置から両親の性格や関係性、家系の歴史、受け継いだ才能や課題などを読み取ることができます。先祖から受け継いだ気質や傾向を理解することで、自分自身の行動パターンや思考の癖の源泉を探り、より深く自分自身を理解することに繋がります。また、潜在的な才能や課題を認識することで、人生における目標設定や自己実現に役立てることもできるでしょう。ドワダシャムシャは、自分自身のルーツを深く掘り下げ、より良く生きるための指針を与えてくれるのです。
記号

西洋占星術におけるデュアッド

人は夜空に輝く無数の星々を眺め、そこに様々な形をてきました。西洋占星術では、太陽の通り道である黄道を十二の星座に分け、人の生まれ持った性質や運命を読み解くための手掛かりとしています。黄道は円であり、全体で三百六十度です。これを十二等分すると、各星座は三十度ずつを占めます。この三十度という範囲をさらに細かく分割することで、より詳しい占星術的解釈が可能になると考えられてきました。その分割方法の一つに、十二分割による「デュアッド」があります。各星座を十二等分することで、約二日半ごとの期間に対応する区分が生まれます。これは、天体の運行による影響をより細かく分析するために役立ちます。例えば、同じ星座に属する人でも、デュアッドが異なれば、性格や行動パターンに微妙な違いが現れるとされています。また、三分割による「デカン」も存在します。こちらは各星座を十度ずつ、三つの区分に分ける方法です。デカンは、古代の占星術師たちが用いた、より大きな区分であり、それぞれの区分に特定の惑星の影響が割り当てられています。これらの惑星の影響を考慮することで、さらに深い洞察を得ることができると考えられています。このように、星座を細かく区分することで、より詳細な占星術的解釈が可能になります。デュアッドやデカンは、古代の知恵が凝縮された占星術の重要な要素であり、現代においても、人の個性や運命を読み解くための貴重なツールとして活用されています。
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