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星の位置

西洋占星術における垂直線の意味

水平な面に対して直角に交わる方向、それが垂直線です。この言葉の語源はラテン語の「verticalis」に遡ります。私たちの身の回りには、建物や電柱など、地面にまっすぐに立っているものがたくさんあります。これらは皆、垂直なものの例と言えるでしょう。日常の中では、地面に対してまっすぐ立っているかどうかで、私たちは垂直かどうかを判断しています。しかし、星占いの世界では、垂直線はもっと別の意味合いを持ちます。空全体を大きな球と見立てたとき、私たち観測者を中心とした大きな円を想像してみてください。東西に広がるこの円を、天球上の垂直線、専門的にはプライムバーティカルと呼びます。これは、南を向いて立った時に、子午線、つまり天の北極と南極を結ぶ線に対して直角に交わる大きな円のことです。例えるなら、天球という大きな球体を半分に切る断面の円の、ちょうど中心を通るような、もう一つの切り口です。このプライムバーティカルは、星占いを研究する上で、重要な目印となります。星々がこの円の上を通過する瞬間や位置などを観察することで、様々な占いの手がかりを得ることができるのです。まるで、空に描かれた特別な道しるべのように、星占いの世界を理解するための重要な役割を担っているのです。
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