星の位置 囲みの惑星:占星術における吉凶
星占いで、惑星の配置は運勢を読み解く上で重要な役割を果たします。数ある配置の中でも、「囲み」と呼ばれる特別な配置があります。これは、一つの惑星が二つの凶星に挟まれる状態を指し、挟まれた惑星は凶星の影響を強く受けることになります。この「囲み」という言葉は、中世の言葉に由来を持ち、周囲を囲まれる、取り囲まれるという意味を持っています。まさに、一つの惑星が二つの凶星に挟まれ、逃げ場のない状態を表しているかのようです。興味深いのは、この「囲み」は、惑星同士がどのくらいの角度で位置しているかとは関係がないという点です。星占いでは、惑星同士が作る角度のことを「アスペクト」と呼びますが、「囲み」の場合は、アスペクトの角度に関係なく、ただ単に凶星に挟まれているかどうかが重要になります。たとえ惑星同士の角度が広く離れていても、凶星に挟まれていれば「囲み」の状態とみなされ、中央の惑星は凶星の影響を受けるのです。例えば、幸運の星とされる木星が、土星と火星という二つの凶星に挟まれたとします。この場合、木星は本来の幸運の力を発揮しづらくなり、困難な状況に陥ったり、思わぬ妨害を受けたりする可能性が高まります。逆に、凶星である土星が二つの吉星に挟まれた場合は、土星の凶意が弱まり、物事が比較的スムーズに進むと解釈できます。このように、「囲み」の配置は、惑星の本来の意味合いを大きく変化させる可能性を秘めています。どの惑星がどの惑星に挟まれているのかを注意深く観察することで、より深く運勢を読み解くことができるのです。
