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星の位置

緯度と占星術

星よみをする上で、天体の場所を正しく捉えることはとても大切です。そのためには、緯度という考え方が欠かせません。緯度には大きく分けて二種類あります。一つは天体の緯度、もう一つはわたしたちが住む地球の緯度です。天体の緯度は、黄道と呼ばれる太陽の通り道を基準にして、そこから南北にどれくらい離れているかを角度で表したものです。地球から見て、太陽の通り道よりも北側に天体があれば北緯、南側に天体があれば南緯と呼びます。たとえば、ある惑星が黄道から北へ5度ずれていれば、その惑星の緯度は北緯5度となります。一方、地球の緯度は、赤道と呼ばれる地球の真ん中をぐるっと囲む線を基準に、南北にどれくらい離れているかを角度で表します。赤道から北に向かうほど北緯が大きくなり、南に向かうほど南緯が大きくなります。北緯と南緯は、地球を北半球と南半球に分ける大切な基準となっています。日本でいえば、北海道よりも沖縄の方が赤道に近いため、沖縄の方が南緯の値は小さくなります。生まれた場所の緯度は、その人の星図、つまり生まれたときの星の配置図を作る上でとても重要です。同じ時刻に生まれても、東京で生まれた人と大阪で生まれた人では、星図が微妙に違ってきます。これは、生まれた場所によって見える星空が変わるからです。天体の緯度と地球の緯度、この二つの緯度を理解することは、星よみを学ぶ上で最初の大切な一歩と言えるでしょう。
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