技法 人生の転換期:占星術におけるクライマクテリアル周期
人の一生には、節目となる時期が幾度か訪れます。西洋占星術では、それをクライマクテリアル周期と呼び、星の動きと人生の転換期を結び付けて考えてきました。この周期は、主に月の運行と土星の運行という二つの天体の動きに深く関わっています。月は約27日で地球の周りを一周しますが、占星術では、生まれた時の月の位置から見て、月が特定の角度を形成する時期に注目します。生まれた時の月の位置から90度の角度(占星術ではスクエアと呼びます)を形成するのがおよそ7年ごと、120度の角度(トラインと呼びます)を形成するのがおよそ9年ごとです。つまり、7年、9年という周期で、月は生まれた時と同じような配置に戻ってくるのです。一方、土星は約29年半かけて太陽の周りを一周します。土星も生まれた時の位置に戻ってくるまでの間に、様々な角度を形成します。この土星の周期も、人生における出来事と関連付けられています。月の周期と土星の周期が重なる時、人生の転換期が訪れると考えられています。具体的には、7歳、9歳、14歳(7年の2倍)、18歳(9年の2倍)、21歳(7年の3倍)、27歳(9年の3倍)などが挙げられます。特に、7の倍数と9の倍数が重なる年齢は、より大きな変化の時期となります。49歳(7×7)、54歳(6×9)、63歳(7×9)、81歳(9×9)などです。これらの年齢は、二重のクライマクテリアル周期と呼ばれ、人生における大きな転換点となることが多いとされています。これらの時期を意識することで、自分自身の変化にうまく対応し、より豊かな人生を送ることができるかもしれません。
