西洋占星術における象徴星

星占いを知りたい
「西洋占星術の用語で『シグニフィケーター』っていうのがありますが、何のことですか?説明文には『惑星は、人や出来事、またはハウスが支配する事柄のシグニフィケーターとして取られることがあります。アセンダントの支配星は、その人のシグニフィケーターと見なされます。』と書いてあります。

西洋占星術研究家
そうですね。『シグニフィケーター』とは、簡単に言うと『象徴するもの』や『意味するもの』という意味です。西洋占星術では、特定の惑星やハウスを、人や出来事、事柄などを象徴するものとして使います。

星占いを知りたい
つまり、ある惑星が、私自身や私の周りの出来事を象徴しているということですか?

西洋占星術研究家
そうです。例えば、あなたが生まれた時の東の地平線(アセンダント)を支配する惑星は、あなた自身を象徴するもの、つまりあなたのシグニフィケーターとなります。他にも、特定のハウスを支配する惑星はそのハウスが表す事柄のシグニフィケーターになります。例えば、7ハウスは結婚や人間関係を表すので、7ハウスの支配星は結婚相手や人間関係を象徴する、といった具合です。
Significatorとは。
西洋占星術では、『シグニフィケーター』という言葉があります。これは、ある惑星が、人や出来事、あるいは特定のハウスが支配する事柄を象徴するものとして扱われることを指します。特に、アセンダント(上昇宮)を支配する惑星は、その人の運命や性質を象徴するものと考えられます。
象徴星とは

人はそれぞれ、生まれた時の星の配置図、つまり出生図を持っています。この出生図を読み解く際に、特定の人物や出来事、物事を象徴する星、それが象徴星です。この象徴星を理解することは、占星術を学ぶ上でとても大切なことです。
象徴星は、主にハウスと呼ばれる区分されたエリアの支配星を手がかりに特定します。出生図は12のハウスに分かれており、それぞれのハウスは特定の事柄を司っています。例えば、7番目のハウスは結婚や人間関係を意味します。この7番目のハウスを支配する星座が決まっており、さらにその星座を支配する惑星が象徴星となるのです。つまり、7番目のハウスの支配星は、結婚相手やパートナーを象徴する星ということになります。他のハウスにもそれぞれ意味があり、10番目のハウスは仕事や社会的地位を表します。よって、10番目のハウスの支配星は、仕事での成功や社会的な立場を象徴する星となります。
象徴星は、その人の人生における特定の事柄の傾向や未来を示唆してくれます。例えば、結婚相手の象徴星が金星で、その金星が他の星と良い配置にあれば、結婚生活は円満で幸せなものになるだろうと予測できます。逆に、困難な配置にあれば、結婚生活には苦労が伴う可能性があると示唆されます。同様に、仕事の象徴星が土星で、良い配置にあれば、努力が実り着実に成果を上げていくと予測できます。しかし、困難な配置にあれば、忍耐強く努力を続ける必要があると示唆されます。
このように、象徴星を特定し、その星の位置や他の星との関係性を分析することで、より具体的な占いが可能になります。象徴星は、人々の人生や運命を読み解くための、大切な手がかりとなるのです。
| ハウス | 支配する事柄 | 支配星(例) | 象徴する事柄 |
|---|---|---|---|
| 7ハウス | 結婚/人間関係 | 金星 | 結婚相手/パートナー |
| 10ハウス | 仕事/社会的地位 | 土星 | 仕事での成功/社会的な立場 |
出生図における象徴星

生まれた瞬間に東の空に昇っていた星座、すなわち上昇宮は、その人の人生における第一印象や外見、行動様式などを表す重要な要素です。そして、この上昇宮を支配する星こそが、その人自身を象徴する星、いわば人生の主人公となるのです。生まれた時の星並び、つまり出生図において、この象徴星は特別な意味を持ちます。
この象徴星は、その人の性質や運命を深く理解する上で重要な手がかりとなります。例えば、象徴星が太陽や木星のような良い影響を与える星と調和的な位置関係にあれば、その人は比較的穏やかで恵まれた人生を送る傾向があると見られます。周囲の人々からの助けや幸運に恵まれ、物事が順調に進むことが多いでしょう。反対に、土星や火星のような試練を与える星と不調和な位置関係にある場合は、人生において様々な困難や障害に直面する可能性が高まります。忍耐力や努力が求められる場面が多く、試練を乗り越えることで成長していくことが期待されます。
象徴星の位置する星座もまた、その人の性格や才能を理解する上で重要な要素です。活動的な星座にあれば、行動力があり、率先して物事に取り組むタイプでしょう。知的な星座にあれば、思考力に優れ、探求心旺盛な性格を示します。感情的な星座にあれば、感受性が豊かで、共感力が高い人でしょう。
さらに、他の星との関係性も、人生における様々な出来事や人間関係に影響を与えます。例えば、愛情を司る星と良い関係にあれば、愛情豊かな人生を送る可能性が高まります。コミュニケーションを司る星と良い関係にあれば、円滑な人間関係を築きやすいでしょう。このように、象徴星を起点として、他の星との繋がりを紐解くことで、より深くその人の人生を読み解くことができるのです。つまり、出生図における象徴星は、その人の人生の青写真とも言えるでしょう。
| 要素 | 説明 |
|---|---|
| 上昇宮 | 生まれた瞬間に東の空に昇っていた星座。人生における第一印象や外見、行動様式などを表す。 |
| 上昇宮の支配星(象徴星) | その人自身を象徴する星。人生の主人公。 |
| 象徴星と他の星との位置関係 |
|
| 象徴星の星座 |
|
| 象徴星と他の星との関係性 |
|
出来事を象徴する星

物事の成り行きを占う場合、その出来事に関係する部屋を支配する星が、その出来事を象徴する星となります。この象徴する星を調べることで、占いたい出来事の展開や結果を詳しく読み解くことができるのです。
例えば、恋愛について占いたい時は、人と人との繋がりを意味する7番目の部屋を支配する星が、恋愛における相手や関係性を象徴する星となります。この星が、愛情や美を司る金星と良い角度で位置していれば、恋愛は順調に進むと予想できます。反対に、この星が試練や制限を司る土星と難しい角度で位置していれば、恋愛に障害が現れたり、困難が生じる可能性が高まります。
仕事について占いたい時は、社会的地位や達成を表す10番目の部屋を支配する星が、仕事での成功や課題を象徴する星となります。この星が、幸運や拡大を意味する木星と良い角度にあれば、仕事で大きな成果を上げたり、昇進などの幸運が期待できるでしょう。逆に、この星が変化や予期せぬ出来事を示す天王星と難しい角度にあれば、仕事で突然の変化が生じたり、予期せぬトラブルに見舞われる可能性も考えられます。
このように、占いたい出来事に対応する部屋の支配星を見つけることで、その出来事の象徴となる星を特定できます。そして、その星の位置や他の星との角度を分析することで、出来事の展開や結果をより深く理解し、未来を予測することが可能となるのです。これは、まるで星空に描かれた未来地図を読み解くようなもので、様々な出来事の吉凶を占うための重要な手がかりとなるでしょう。
| 占いたい出来事 | 部屋 | 支配星の意味 | 良好な角度の惑星 | 良好な場合の結果 | 困難な角度の惑星 | 困難な場合の結果 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 恋愛 | 7番目 | 恋愛における相手や関係性 | 金星 | 恋愛は順調に進む | 土星 | 恋愛に障害が現れたり、困難が生じる |
| 仕事 | 10番目 | 仕事での成功や課題 | 木星 | 大きな成果を上げたり、昇進などの幸運 | 天王星 | 突然の変化が生じたり、予期せぬトラブル |
象徴星の活用方法

生まれた時に空に輝く星々の配置図、すなわち出生図は、一人ひとりの性質や運命を読み解くための大切な羅針盤です。この出生図の中でも、特に重要な役割を担うのが象徴星です。象徴星は、その人の人生における主要なテーマや方向性を示す星であり、人生の目的や才能、そして課題を理解する手がかりとなります。
しかし、象徴星を単独で見て判断するのは、羅針盤の一部分だけを見て航海に出るようなものです。羅針盤全体を見渡し、他の星々や方位との関係性を理解することで、初めて正確な進路を知ることができるように、象徴星もまた、他の惑星やハウスとの関係性の中で総合的に判断する必要があります。例えば、象徴星が幸運を象徴する星と良い角度を形成している場合は、その人の人生に幸運がもたらされる可能性が高まります。反対に、困難を象徴する星と悪い角度を形成している場合は、試練や困難に直面する可能性が高まります。
象徴星の位置する星座も重要な要素です。星座は、象徴星が持つ力をどのように発揮するかを示す舞台のようなものです。活気に満ちた星座に位置する象徴星は、その人の人生にエネルギーと情熱をもたらし、穏やかな星座に位置する場合は、落ち着きと安定感をもたらします。また、象徴星が位置するハウスにも注目しましょう。ハウスは人生における様々な分野を表しており、象徴星が位置するハウスはその人がどの分野で力を発揮しやすいかを示しています。
このように、象徴星だけでなく、他の惑星、星座、ハウス、そしてそれらの関係性を総合的に分析することで、より深く、より正確な解釈が可能となります。例えるなら、象徴星は主役であり、他の惑星やハウスは脇役、星座は舞台装置、アスペクトはそれらの関係性を示す脚本のようなものです。これら全てが揃って初めて、一つの物語が完成するように、ホロスコープ全体を読み解くことで、初めてその人の人生という壮大な物語を理解することができるのです。

象徴星と支配星の関係

天体と星座には特別な結びつきがあり、これを支配、支配する天体を支配星と呼びます。それぞれの星座には、まるで守護者のように特定の天体が割り当てられており、その星座の特徴に大きな影響を与えています。例えば、行動力と情熱を象徴する牡羊座は、同じく活発なエネルギーを持つ火星に支配されています。また、美と愛を象徴する牡牛座は、穏やかで調和をもたらす金星に支配されています。
支配星を知ることは、象徴星を理解する上でとても大切です。象徴星とは、特定の人物や事柄、物事を象徴する天体のことです。例えば、人間関係や結婚を表す7番目の部屋である7ハウスには、必ず支配星が存在します。そして、その支配星がある星座の支配星が、7ハウスの象徴星となります。例えば、7ハウスの支配星が牡羊座にあるとしましょう。牡羊座の支配星は火星ですから、この場合、7ハウスの象徴星は火星となります。
このように、支配星と象徴星は密接に関係しています。支配星を理解することで、該当のハウスの象徴星を特定し、そのハウスが象徴する事柄についてより深く読み解くことができます。例えば、7ハウスの象徴星が火星の場合、その人の結婚生活や人間関係には、火星の特徴である情熱や行動力、時に衝動性が影響することが示唆されます。
占星術を学ぶ上で、支配星と象徴星の関係性を理解することは土台となる重要な知識です。これらの関係性を正しく理解することで、星々の配置からより多くの情報を読み取り、複雑な人間の心や運命をより深く洞察することができるようになります。天体と星座、支配星と象徴星の織りなす関係性を紐解くことで、西洋占星術の奥深さを体感し、より正確な占断へと近づけることができるでしょう。
| 星座 | 支配星 | 支配星の持つ性質 |
|---|---|---|
| 牡羊座 | 火星 | 行動力、情熱、活発なエネルギー |
| 牡牛座 | 金星 | 穏やかさ、調和、美、愛 |
| ハウス | 支配星(例) | 支配星の星座 | 象徴星 | 象徴星の持つ性質 |
|---|---|---|---|---|
| 7ハウス | 牡羊座 | 牡羊座 | 火星 | 情熱、行動力、衝動性 |
支配星と象徴星の関係
- 各星座には守護者となる支配星が存在する。
- 支配星は星座の特徴に影響を与える。
- 象徴星は特定の人物、事柄、物事を象徴する天体。
- ハウスの支配星の星座の支配星が、そのハウスの象徴星となる。
- 支配星と象徴星の関係を理解することで、占星術の解釈が深まる。
