Equal House System

記事数:(1)

ハウス

等宮制:西洋占星術の基礎

人はこの世に生まれた瞬間の空模様を写し取った図、すなわち出生図を用いて運勢を占う方法を西洋占星術といいます。この出生図を作る際、空を大きく十二の部屋に区切ります。この部屋一つ一つを「ハウス」と呼び、それぞれが人生における様々な場面や役割を象徴しています。人の性格や運命を読み解く上で、ハウスは重要な役割を担っています。ハウスを分割する方法は様々ありますが、その中でも等宮制は最も歴史が古く、分かりやすい方法として知られています。等宮制では、東の地平線から昇ってくる点、つまり「上昇点」を最初のハウスの起点とします。そして、そこから時計回りに、各ハウスを三十度ずつ均等に分割していくのです。この方法は計算が容易なため、占星術を学び始めたばかりの人でも理解しやすいという利点があります。また、等宮制は太陽を中心とした星座の本来の順序に基づいているため、西洋占星術の根本的な考え方をよく表していると言えるでしょう。例えば、上昇点が牡羊座の0度だったとしましょう。等宮制では、第一ハウスは牡羊座の0度から30度まで、第二ハウスは牡羊座の30度から牡牛座の0度まで、というように、各ハウスがそれぞれの星座の最初の三十度に対応します。このように、等宮制では星座とハウスが綺麗に重なり合うため、各ハウスの持つ意味合いを星座の性質と関連付けて解釈することができます。等宮制はシンプルながらも奥深く、西洋占星術を学ぶ上での基礎となる重要な考え方です。等宮制を理解することで、出生図からより多くの情報を読み解き、自分自身や他の人々の人生への理解を深めることができるでしょう。
error: Content is protected !!